私達と自然は地球で繋がってる

tomokito2014-07-21

朝は5時半に起き、6時に朝ごはんを食べて、6時半からゲームドライブ開始。

今日は日の出前に出発したので、動物を見ながらあけていく空を眺めるという超人的な景色を目の当たりにした。今日見た朝焼けはアフリカ特有のアカシアの木をバックに、じっくりゆっくり太陽が空を赤く染めていくもので、それはもうなんというか言葉の出ない美しさだった。地球ってこんな風に至る所で1日をむかえていて、きっと地球の色んなところで私達人間が目にしたことのないようなそれぞれの朝焼けや日の出があるんだろう。地球ってなんて神秘的なんだ。

今日見た動物の数々もそんな地球の大きさを感じさせるものだった。ハイエナを食べるライオンや、カバのあくびや、死んだシマウマの体内に首を突っ込んで臓器をむさぼり食うハゲタカや、シッポをピンと立てて歩くイノシシや、じゃれあうシマウマの子どもや、普段私達はこんな動物の姿を目の当たりにすることはないけど、日本でのほほんと日常を暮らしている間も、動物はこうやって彼らの日常を生きている。今まではテレビの中の世界だったこうした動物の世界が自分達の世界と繋がった感じがした。地球は1つだと。以前、星野道夫さんのクジラの話をブログに書いたけど、あのときのクジラと同じだ。

私が日本であわただしく働いている時、その同じ瞬間、もしかするとライオンが仕留めた獲物を貪り食い、その傍らで小象がお母さん象に甘えているかもしれない。そうして私達と自然は地球で繋がってること、そしてそれが想像できることの意味は大きい。テントに打ち付ける雨の音も地球の音に聞こえる。

地球の広がりの大きさと深さと強さを考えながら今日も20時半にコテンと就寝。まだ見たことのないような地球の裏側が夢に出てくるといいなと思ったけど、12時間くらい外に出ずっぱりだったせいか、あいにく夢も見ない眠りの深さだった。