新しい命

仕事をなんとか早めに切り上げて、チャリを漕ぎ漕ぎ妹の赤ちゃんを見に実家へ。柔らかくてあたたかい赤ちゃんを腕に抱いたら、その軽さとは必ずしも比例しない確かにそこにある命の重みを感じて、こみ上げるものがあった。私が産んだわけじゃないんだけどさ。

妹曰く、お腹から出てきた赤ちゃんにとって、この世は宇宙みたいなものなんだそうだ。さまよってるんだね。不安なんだね。どうしていいか分からないんだね。

家に帰っても、赤ちゃんのふわっとした感じが腕の中に残っていて、とても幸せな気持ちが続いてる。新しい命は、確実に世の中を幸せにする、と思う。