エメラルドグリーンがすごい

tomokito2016-12-26

本日はパラオの目玉、ロックアイランドへ。本当は自分達で行って、どこかの島でぼーっと過ごしたかったのだけど、公共船は通っていないというので、1日シュノーケリングツアーに入る。

15人乗りくらいのボートでコロールを出発してすぐ、海の色がどんどんエメラルドグリーンになっていく。キラキラとした太陽の反射も手伝って、まばゆいくらいの美しさだ。ロックアイランドの中でも大きなウルクターブル島の入り江の中にある乳白色の海、ミルキーウェイで泥パックをしたり、途中の島で珊瑚礁の間を泳ぐたくさんの魚と戯れたり。海が大好きすぎる夫は少年のようにはしゃいでいて、海で延々とバシャバシャ泳いでいた。サメも見ちゃった。

午後からはそんな美しい海や島の間をのんびりカヤック。時間の流れは世界のどこにいても同じはずだけど、分かってはいても、パラオの時間は日本よりゆっくり流れているんじゃないかと思う。幸せで穏やかでここちよい時間だ。

コロールに戻って夜はフィリピン料理。物価の高いパラオにあって、この地元の食堂はなんと2人で8ドルという破格の安さ。美味しいし優しいし安いし、テンションアップ。ごはんの後、店をブラブラしていたら、今日のシュノーケルツアーで一緒だった日本人夫婦と遭遇。カフェで一緒にかき氷を食べたんだけど、地元が神戸ということで話が盛り上がって2時間半くらい喋ってた。奥さんの方は私の夫のことを本物の山田孝之かと思ってかなり疑っていたらしい。でも1週間休みを取っていると知って、本物だったらそんなにオフは取れないはず、と思い直したんだとか。そんなに似てるかな?

今日の本はPHP中島早苗「建築家と家を建てる」。いつか家を建てることがあったら、私の好きな手塚貴晴・由比夫婦のような建築家に頼みたいと思って手に取った本だったけど、この人の「私は〜と思う」という筆者の主観に偏った文体が好きになれない。「私はいい家で育った子はいい子が多いと思うのです」とか、そんな文章がよく校閲を通りましたね、、、と驚きすら感じる。ぶつぶつ文句を言いつつ最後まで読んだけど。

2人でごろんとベッドに転がりながら本を読み、ウトウトしながらそのまま寝るという最高の構図。旅はこれがよい。