また会う日まで

実家で妹家族と姉家族と最後の晩ごはん。実家のごはんは豪勢なので、それだけでも十分癒されるのだけど、実家のダイニングにある丸いテーブルに座るとそれだけで癒されるんだってことに気がついた。

実家は幼稚園の頃に引っ越してからずっと変わっていないので、物心ついたときからごはんを食べるのはこの茶色の丸いテーブルだった。ここに家族6人が座って、誰からも均等に手の届く回転テーブルに母がじゃんじゃん食事を置いて、勢いよくその回転テーブルを回して自分が食べる分だけ自分のお皿に取るのが我が家流。10年に1回くらいその特注丸テーブルにニスが塗られて息を吹き返す。テーブルはもう40年近く変わってないから、この茶色の丸テーブルが食事の原点なんだな。

今日は4歳から72歳まで11人がこのテーブルを囲み、父が愛媛で釣ってきた鯛やはまちをたらふくいただき、甥っ子のちょっと早い誕生日を祝った。JIBのお財布をプレゼントしたら、人生でお財布を持つのは初めてだとすごく喜んでくれたので、あげたかいがあった。そのお財布にそっと1000円を入れるじいじ。人生初のお札おこづかいですよ。

寂しくなるけど、また会う日まで。