購買意欲が入道雲のように

tomokito2015-07-24

今日はアクスムから首都アジスアベバに戻る。飛行機やバスに乗ると、エチオピア人というかアフリカの人特有の匂いが充満するという特典付き。

アジスアベバの空港では、友達の運転手さんが待っていてくれた。今日は彼女が仕事の間、この運転手さんが私たちの行きたいどこにでもお供してくれるという。なんというVIP待遇。さらに、彼女がオススメのお土産屋さんをリストアップして一覧にして、運転手さんに託してくれていた。この気遣いがさすがっす。

これまでお土産らしいお土産で買いたいと思うものもなかったので、特に何も買っていなかったのだけど、彼女が教えてくれたお店のクオリティーはこれまでの地方都市とは全然異なっていた。同じ国とは思えないレベルで違っていて、今日のお店は私の購買意欲をものすごい勢いでグイグイ押してくる。特に銃弾をビーズや銅にして作られたアクセサリーやさんは欲しいモノがごまんとあって、狂喜乱舞。そんな私に夫がつきあえるわけもなく、店のイスに座って本を読んでいた。えぇえぇ、お待たせしてすんませんね。

アクセサリーを買った後は、夫の靴を買うべくショッピングモールへ。モールといってもお店が10数軒集まっている集合ビルみたいなところだったのだけど、気に入った靴をドルで買おうとすると、20ドル札は現地通貨に変える際に価値が下がるから受け付けられないという。50ドルか100ドルしかダメだと。そんなの聞いたことないと食い下がってもダメ。アメリカを始めとする多くの国では、100ドル札や50ドル札は偽札防止で受け付けられなかったりするので、あえて20ドル札を持ってきたのに。結局買いたかった靴は買えずじまい。なんだかな。腑に落ちない。

夜はエチオピアに住んでいる友達やそのパートナーが集まってくれて大宴会。エチオピアに行くと決めてから考えてみると、4人も友達が住んでいることが判明した。海外旅行で嬉しいのはこうやって友達に再会できること。今晩の宴会、友達に「エチオピア料理がいい?中華もあるけど」と言われ、即座に「中華!」と答えた私達。インジェラはすごく気に入ったし、毎日ほぼ3食エチオピア料理だったけど、さすがに飽きつつあったのだ。

宿泊は友達が住む豪邸の特注ソファでぐっすり就寝。安宿のベッドより寝心地が良かったかもしれない。