インジェラうまいよ

tomokito2015-07-18

今回の飛行機は、なんと成田空港からエチオピアまで直行便。香港に立ち寄るけど、降りなくていいので楽ちん。飛行時間は17時間だけど、いつもどおり寝不足なので15時間くらい寝てすっきり爽やかに目覚める。

首都アジスアベバに到着し、荷物をピックアップして、エチオピア在住の友達たちに持ってきた荷物を空港で渡してすぐに飛行機で地方都市に向かう予定だったけど、待てども待てども荷物が出てこない。色んな係員と交渉しても結局埒開かず、地方都市まで一気通関で荷物がいってしまっているのだろうとのこと。あぁ、荷物の8割が友達たちに渡す日本のお土産だったのに。おそうめんが食べたいという友達にミョウガと大葉も持ってきたのに。生八つ橋も持ってきたのに。これから1週間、この8割の荷物を持って旅するのもショック。でも仕方ない。ここは途上国なのだ。

気を取り直して、アジスアベバからバハルダールへ。大きな湖で1時間くらいボートに乗って対岸まで行き、そこから20分くらいハイキングして14世紀に建てられたという教会へ。エチオピアキリスト教って、そのほとんどがエチオピア正教だという。アフリカでキリスト教国というのも不思議。これからその歴史の一旦に少しずつ触れていくと思うとワクワクする。

夜は地元の人が集まる食堂のようなところでエチオピア料理。主食のインジェラは国内で取れる豆を挽いてこねて作ったクレープをまるめたようなもの。一説には、その見かけからおしぼりとか絞った雑巾とかいう日本人も。味は酸っぱくて、これまでのどの国でも食べたことのない酸味のきいた薄くもちもちした炭水化物。お肉や野菜を煮込んだトマトベースのシチューみたいなものと一緒に食べると、酸味がまろやかになっていい案配。私は好きだな。食堂で何を頼んでいいか分からなかったので、隣でいい具合に盛り上がっていた3人組のエチオピア人にお勧め料理を選んでもらった。自分達が食べていた食べ物も味見させてくれた。みんな人なつっこくてよい。ビールもうまい。エチオピア、もう好きになりそう。

夕方から無性に眠たくて、ビールもいい具合に入って、ホテルに帰ってバタンキュー。