1人で見る映画と2人で見る映画

tomokito2015-05-17

夫が見たい映画があるというので、一緒に三宮へ。そうだ、今日は神戸祭りだった。映画が目的だったけど、映画まで1時間近くあったので、屋台やパレードを冷やかしつつウロウロ。夫は人混みが苦手らしいけど、100円の日本酒を見つけて人混みへと向かっていった。お酒の力は強い。

映画はフランス系カナダ製作の「マミー」。重たく難しい発達障害がテーマで、通常こういうテーマはあっという間に映画にひきこまれるのだけど、今日は常にどこかで違和感を感じながら映画を見ていた気がする。ストーリーがしっくりこないわけじゃない。母親の狂おしい程の愛情が手に取るように伝わってきて、何度も苦しくなった。でもこれだけ愛するからこそ、どうしてそうなるのかなと思うところがあって、映画の後、場所を居酒屋に移して夫と延々と映画についてあーでもないこーでもないと。

映画は1人で見ることの方が多いけど、こうやって2人で見ると自分にはない発見があって面白い。特に、映画の途中に画面の幅が2回も広くなったり狭くなったりしていたなんて、私は全く気がついていなかった。それが、主人公や母親の持つ希望と連動してるかもしれないなんて。

でも、酔っ払って私のことを「映画の見方が浅いな」なんて言われたらカチンと来るから言わんといて。あ、それもう何年も前の話?そう。未だに私、根に持ってるねん。