幸福とは

tomokito2015-05-11

図書館で借りた「面白くて眠れなくなる社会学」に幸福の定義がこう書いてあった。「幸福とは、どんな状態かと言うと、自分はこれをやるために生まれてきたんだ、と思えることです。それはとても充実している状態です。それは、幸福です。」なんかぴんと来ない。ぴんと来ないどころか、なんか違うと思う。必ずしも何かを「やる」という状態ではない気がする。

そして、その次に読んだ東田直樹さんの本には、幸福についてこう書かれていた。「変わらない幸福というものがあるとしたら、繰り返される命の輝きではないかと僕は思っています。」こっち。絶対こっち。

先日亡くなった詩人の長田弘さんはこう言った。「幸福とは、単純な真実だ。必要最小限プラス1」うん、それ。

言葉に間違いとかはないだろうけど、言葉が心のひだにぴたっとはまるかどうかは結構大事。