100個いいとこがあってイヤなところが1つもない国

tomokito2015-03-26

ニューカレドニアに来てからいいこと尽くしだけど、特に気に入っているのがパンの美味しさ。フランス植民地時代の名残か、スーパーで売っているパンも美味しいし、パン屋さんのパンは言うに及ばず。今日は朝からホテル近くの有名パン屋さんにパンを買いに行き、ヤギのチーズと一緒にホテルのバルコニーで朝ごはん。幸せすぎ。

あっという間に今日が帰国の日なのだけど、飛行機が夜中1時すぎ発なので1日時間がたんまりある。でもお昼にホテルをチェックアウトしなきゃいけないので、午前中はホテルでのんびり過ごし、昼から近くの島まで遊びに行くことにした。ボートで5分もあれば着くカナル島には、まだ浅瀬に珊瑚礁が残っていて、色んな種類の魚が見られることで有名。シュノーケリング大好きな夫は1回海に入ったら軽く1時間は出てこないくらい海が好きで、人魚並みとても楽しげだった。私はビーチでゴロゴロしながら本を読んでいる時間の方が長かったのだけど、隣のフランス人おばあちゃん3人組はどうやらトップレス。でもトップレスであることに私が長い間気がつかないくらいだったから、注目されている感じが全くなく、ある意味とても自然だった。

夕方からはヌメアの町をプラプラして気に入ったカバンを1つ買ったのだけど、小銭80円分くらいが足りない。そこだけクレジットカードを使うわけにもいかないしと悩んでいたら、お店のお姉ちゃんが「仕方ないよね」という前向きな笑いのもと、結局足りない分はおまけしてくれた。この辺りの大ざっぱさ、日本ではありえないもの。大ざっぱでありながら、店でぼられたり騙されたりすることがないという安心さ。ニューカレドニアバンザイ。途上国みたいな旅をしているドキドキ感は少ないけど、この楽ちんさに慣れると楽ちんな国ばかりを求めちゃいそうだ。

夜ごはんにこの旅初めてのお肉をいただき、2人でワインを飲んで、のんびりしてからやっと22時くらいに飛行場へ。ニューカレドニアは100個いいとこがあってイヤなところが1つもない、そんな国だった。