マレーシアでイタリアン?

tomokito2015-02-26

このホテルの料金には海のアクティビティ代金が含まれているので、やならきゃ損!と思うタイプの私は、朝から1人でカヤックとかシュノーケリングとか。海がそこまでキレイではない中で、正直すごく乗り気だったわけではないけど、やり出すと楽しい。1人で海の上で歌を歌ったり、夫とユーコン川を下ったときのことを思い出して1人カヤックの上でにやけたり。シュノーケリングは、こんな濁った海に潜ってもなんも見えんやろ!と思いながらやってみたのだけど、これがビックリ。一見透き通っていなさそうな海の中に、実はこんなたくさんの魚が泳いでいたんだと驚く程、色んな種類の大小の魚が泳いでいたのだ。人間、決めつけちゃあかん。なんでも、やってみないとあかん。

海やホテルでのんびり泳いだり、本を読んだりしてから、昼過ぎに船を出る。お昼に何を食べたいかと尋ねたら、母から返ってきた答えは「イタリアン」。ほほぅ。マレーシアでイタリアンですか。地元の食べ物を食べ続けることがほとんどの私と夫の旅行ではあり得ないチョイスである。でも、これが行ってみると逆に新鮮で、美味しく感じられて、いやはや行って良かったなという自分にビックリ。

今日はコタキナバルに戻ってきたのだけど、最初2日間のホテルとは異なる場所にある少し離れた巨大リゾート的なホテルへ。足腰の調子が良くない父は、ホテルに滞在している時間の方が長いから、ゆったり出来るホテルをと思ってここにしたのだけど、思ったよりもサービスが途上国。払った金額に応じたサービスを求めるのは先進国の概念か。

また、今回の旅でホテルは常に3人1部屋だったのだけど、ビックリしたのが両親共に必ずテレビの中でNHKの国際放送を探して、常にNHKをつけていること。海外に来ても、NHKを聞いていると安心するのだとか。海外のホテルでNHKを見続けるという経験がない私には新鮮な2人の選択であった。

夕方再び母と2人でスパでマッサージを受け、夜は地中海料理をいただき、ホテルでのんびり。母は海産物にあたったのか、体を壊していてかわいそう。2人とも、大丈夫大丈夫と言うけれど、腰の痛い父と体調の悪い母。自分が旅するときの1/5くらいのスピードとのんびり度で旅をしているのだけど、それでも両親はやっぱり若くない。