赤潮って、、、

tomokito2015-02-25

腰が痛いという父をホテルに残し、母娘でホテルの辺りをウロウロ。昨晩父がホテルで「大変なことに気がついた、、、」と深刻そうな顔で言うので何かと思ったら「靴下を持ってくるのを忘れてしまった」と。大げさだ。マーケットで買えば済むよ。

そんなことで、父の深刻さに拍子抜けしながら、午前中いっぱい使って父の靴下探し。これでいいやんと思うものであっても、長年連れ添った母には父の好みが分かるらしい。ゴム口がきついものはダメとか、柄は好まないとか、意外にストライプは好きとか、灰色がいいとか、父の好みにできるだけ近い3足入りの靴下を800円くらいでゲット。1足1000円くらいで買ったナイキの靴下は父のおめがねに叶わず、私が履くことに。

今日は午後から船に乗ってコタキナバルから船で10-15分くらいのガヤ島に行き、水上コテージで1泊する。のんびりリゾートが楽しみで向かったのだけど、到着してみてガックリ。海が汚すぎる。どうやら昨日から大量に赤潮が発生し、海が濁ってしまっているらしい。ウェーン。でも自然の摂理には逆らえないから仕方ない。ホテルに併設されているエコセンターで海洋生物について学び、父がやたらと海の生態に詳しいことに驚きつつ、部屋でまったり本を読んだりテレビを見たりマンゴスチン食べたり。海はキレイじゃないけど、父がベランダで日本からペットボトルに入れて持ってきたウィスキーを飲みながら自分が理想とする農業について饒舌にあつく語り、いたく上機嫌なので、そんな楽しそうな父の姿を見るだけでここに来て良かったなと。

さらに晩ごはんの前にはホテルに併設されているバーでカクテルなんぞ。親子3人でバーに来ることなんて人生でこれまであっただろうか。お酒が入ってみんなほんのり赤ら顔になり、ムードもいいせいか会話もなかなかに盛り上がり、非日常な雰囲気だった。今日も水槽から選ぶ方式のシーフードで豪華な晩ごはんをいただいて、ほろ酔い気分。こんな贅沢な生活をしていると脳みそがふやけちゃいそう。そして、父はいびき。