andymori、さようなら
待ちに待ったこの日。今日はandymoriの関西最終ライブ。涙。
andymoriが解散すると聞いたのはちょうど1年ちょっと前。2007年にデビューしたバンドだけど、一気に駆け抜けて一気に解散する感じがなんか分かる。勢いがあって、アルバムを出すペースも早かったし、何よりボーカルの小山田荘平は危うくナイーブ。ラストライブのチケットも買って、andymoriとしての最後をしっかりと見届けたいと思っていた矢先、事故が起きた。小山田荘平が川に飛び降り、体のありとあらゆるところを骨折しICUに運び込まれたのだ。
あれから1年、6月下旬に急遽7月と8月のライブが発表され、それをもって正式にandymoriは解散するという。歌うことも出来ないんじゃないかと思われていただけに、嬉しいような意外ような気持ちだったけど、あまりにも急なことでワンマンライブの日には既にケニア行きの予定が、、、ワンマンライブには行けないけど、複数のバンドが集まる今日のフェスを私の解散式とした。GOOD ON THE REEL、SHISHAMO、the pillowsと出て最後がandymori。最初の曲が「愛してやまない音楽を」のアカペラで、その時点で涙目。そこから1時間、andymoriを駆け抜けた。じーんとしたり、苦しかったり、楽しかったり、ドキドキしたり。
彼らの何が好きなんだろう。後ろ向きな高校生を抜け出せず、でも歳だけは取っていく自分を見ないようにして青春にすがりついている危ういところかな。ひねくれているようで真っ直ぐで、そしてピュアで繊細。彼らは私を20年ぶりの青春に連れて行ってくれた。
24時近くに帰宅してから、夫は5枚のandymoriのアルバムからお気に入りの曲を選んでベストアルバムを作り始めた。1時半まで絞り込み作業をして38曲。絞り込み作業は明日も続く。全部良くて捨てられないから、明日も辛い作業になる。
