再会のナイロビ

tomokito2014-07-27

今日は朝一でゲームドライブ。最後の最後にもう一度ライオンが獲物を食べているところを見ることができた。残り物をいただこうと寄ってきたハイエナを追っ払ったりする姿も堂々としていて、やっぱりライオンは百獣の王だ。かっこいい。

アンボセリを後にして、車に揺られること5-6時間で首都ナイロビに到着。道中があまりに埃っぽくて喉がイガイガする。

今日は東京とホンジュラスで一緒だった職場の同僚宅に泊めてもらうことに。5年ぶりくらいの再会だったけど、何がびっくりしたって、あの時は幼稚園と小学校1-2年生だった姉妹が中2と小5になっていたこと。大人っぽくなりすぎてて、ドキッとするくらいだった。でも喋ってみると、あのときのあどけなさが残ったまっすぐな成長をとげていて、なんとも愛らしい。中学生になったお姉ちゃんが会って一番に教えてくれたことは「私、Palpitationがしたいの!」彼氏や好きな子はいないけど、ドキドキするってことに憧れているらしい。私も共学に憧れてたから分かるー!と年の差25歳くらいで意気投合。

ひとしきりお喋りした後、家の前にあるモールでささっとお土産だけ買いこむ。こんなときも私達夫婦は別行動だ。夫はひたすら本屋で洋書を読んで過ごし、私はアクセサリーやカバンや洋服を見てスーパーをひたすらウロウロする。お互いこれで幸せだからちょうどいい。ナイロビはとにかく最近テロが多くて危ないらしく、モールのカフェでお茶したりするのもしなくなったと言う。中南米の治安や一般犯罪と違ってテロは予測ができないから、暮らすのは大変だろう。

夜ごはんはお豆腐やほうれん草の和え物やトンカツや日本食オンパレードで、ずっとケニア食を食べ続けていた私達には心休まるおいしさ。それも食材が手に入りにくい場所で、旅人の私達にこんな料理を振る舞ってくれるその優しさにじーんとくる。1週間キャンプで疲れているでしょうとあったかいお風呂を入れてくれたり、私達が日本に持って帰れるようにケニアの美味しいナッツや調味料を買っておいてくれたりと、とにかくさりげない気配りも素晴らしい。肩肘張らないあったかいファミリーにすっかり夫もリラックスして、夜遅くまで子ども達とカラオケしたり、お絵かき教室をしたり、子どもの教育相談に乗ったりしていた。楽しかった。

さて、あっという間のケニア旅もこれで終わり。私達、次の旅はどこに行こうかって、もうそんな話をしている。サモアパキスタン辺りがいいかな。