淡路島で船釣り

朝5時半に起きて淡路島へ。先々週流れた船釣りのリベンジで再び淡路島に上陸したのだ。

今日は高級魚メバル、もしくは煮魚にして美味しいガシラ狙いだったんだけど、一緒に行った伯父がメバルとガシラを2-3匹と大きなサバを1匹釣った以外はほとんどアジ。でもこれがとても楽しかった。なんといってもここのアジはマアジの中でもトツカアジと言って高級で、淡路島から関西に上陸することなく築地に直行するものなのだ。そうと聞いたら釣るのがどんどん楽しくなるから不思議。竿を入れると2回に1回くらいは釣れて、最終的には3人で54匹のマアジを釣った。コツコツと竿の先の疑似餌を食べてるんだという手応えが得られると、なんとも言えない楽しさがふつふつと沸いてくる。

釣りの後は、伯父が祖母の生家に連れて行ってくれて、ご先祖様のお墓で手を合わせる。会ったことはない人達のお墓だけど、私のルーツのかけらはここにある。この世に生をさずけてくれるきっかけとなって下さりありがとうございますとお礼を伝えた。あんた誰？とは言われなかった。

コンビニに寄ってお弁当を買って、伯父と夫と私の3人で桜の下でお花見。ここの桜が本当に圧巻だった。とにかく広範囲にわたっていて、山の中のあちらこちらに咲きほこる桜と緑の彩りがなんとも言えずステキ。さらにここにあるダムの周りがずっと桜並木になっていて、車でくるっと一周したのだけど桜のトンネル道をとおるたびにほんのり満たされた気持ちになった。ここは祖母が毎年お花見に来ていたところらしい。今年は見せてあげられなくて残念だ。

最後に伯父がよく行く魚屋さんで船頭さんにいただいた鯛とチヌをおろしてもらい、今日のフルコースは終了。この時点でまだ15時だったんだけど、今日は1日本当に盛りだくさんで心も体もおなかいっぱい。本日の晩ごはんはサバと鯛のお刺身にアジのタタキとアジの塩焼き。うますぎるじゃないか。