「小さいおうち」

映画仲間と映画デー。今日は山田洋次監督の「小さいおうち」。

日常生活が丁寧に描かれていて、それでいてなんとも言えないそわそわした秘め事にドキドキした。戦争が近づく中でも人は誰かを好きになったり、子どもが成長したり、同僚と酒を飲んで女の話をしたりしながら、それでも戦争が穏やかな日々を壊していく。ストーリーとして、それで結局はどうだったのかというところが曖昧にしか示されていなかったけど、一緒に見た友達とそれをあーだこーだい言いながら帰るのも楽しい。ここも映画の醍醐味。

今の職場は駅から歩いて12分くらいかかるけど、それでも歩いて1分のところに映画館があるという立地の素晴らしさ故に駅の遠さなんて全く問題にならないのだ。