日本人の名に恥じぬように

tomokito2013-12-23

旅行に出ると、日本にいるときは果物で済ます朝ごはんをしっかり食べる。結果、慣れない朝ごはんを食べすぎて昼ごはんが食べられず昼を抜き、市場や商店で売っているつまみやおやつをつまみながら早めの晩ごはんを食べるというパターンになる。今日もそんな感じだったんだけど、昼すぎに通りがかった市場近くの食堂前からすごくいい匂いがしてきて、思わず入ってしまう。お腹はそんなに空いていないはずなのに、隣の人が食べていたものを指さして注文して、お肉と豆入りのお粥みたいなものを食べた。めちゃくちゃに美味しかった。

今日は午前中にブハラのお城やバザールやモスクをウロウロして、午後はミニバスに乗って現地の人に人気という著名人のお墓にあたるチョルバクルへレッツゴー。でもここで、地球の歩き方に書いてある入場料から10倍の値段を請求される。貼り出している紙を指差していたけど、そこまで支払う価値があるようには見えなかったので、その辺りを散歩して終了。でも行き帰りのミニバスでスーパーフレンドリーなウズベク人達と仲良くなれて、ローカルバストリップを堪能できた。人がホントにいい、ここは。

晩ごはんを食べたローカルな食堂でも、お店にたむろしていた男性陣に囲まれ、通じないながらも喋り、一緒に写真を撮ったり。コレア?チャイナ?って聞かれて、ジャパンとかヤポーニアと答える。この旅で何度もこうやって聞かれ、日本人と知るとほとんどの場合「ジャパングッド!」と言ってくれる。コレアやチャイナはブーと親指を下に向ける仕草をしたりもするから、この国での日本の印象がとても良いんだろう。それもこれも、これまでにここを訪れたりここで働いたりした日本人が築き上げてきたものなのだ。私もその名に恥じないような一日本人として振る舞いたい。

冬という季節のせいか、ここブカラには観光客らしき人の姿がほとんど見あたらず、今日も行くとこ行くとこ歴史的なモスクやミナレットを独り占め。なんたるぜいたくだ。冬に来て良かった。