誇りに思う日々

先日実家に帰ったら、家の前で立ち止まっているご夫婦がいらした。「あれ、もしかして閉まってる?」など話をされていたので、6月に閉院したことをお伝えすると、「娘夫婦が帰省したときの孫の急な病気でいつもお世話になっていたのに困るわ−」と。

そして、実家に届いていたのが、父のところに通っていたという子どもからの手紙。「びょういんのまえをとおるたびに、せんせいがどうしているかなといもうとといつもはなしをしています。せんせい、かぜなどひかないように気をつけてください」という父の似顔絵入りお手紙だった。じーんとする。

先月末には家の前に設置していた看板が取り外されたけど、しばらくは父がこの社会のために頑張っていたということを色んな小さな出来事から感じ、誇りに思う日々が続きそうだ。