安部さんが嘘つきになりませんように

tomokito2013-09-08

東京が2020年のオリンピックに選ばれた。福島の汚染水問題に対する現在の政府の対応を棚にあげて「under controlだから大丈夫」と言い切れる安部首相に対する不信感はやっぱりぬぐえないけど、東京に決まったとなると、五輪が楽しみだ。日本政府には世界に向けて言ったことを必ず守っていただきたいし、内向きな閉塞感漂う日本や日本の若者が世の中に希望を見いだす契機になるといい。我が家では既にどの種目を見に行きたいかという話をしている。迷うよ。

あと、世界から様々な国の方々が来るのだから、日本ってあったかい国だとか、日本の人は優しくて親身だとか思ってもらえる社会にしないといけないし、そうしたいと思う。東京は無関心のるつぼであるから、道に迷っている外国の人がいたらこちらから声をかけてあげられるような街になって欲しい。

昼は義母の舞台お疲れさま会で、夫の両親と4人でフレンチへ。ここ、母が昔よく恩師に連れて行ってもらっていた「ジャン・ムーラン」という神戸フレンチの先駆けで働いていたシェフが、ジャン・ムーラン閉店後に開いたお店。お肉料理に子羊の内臓料理があって、迷わず注文した私。タンとかハツとかレバーとかがフレンチに料理されていて美味しかった。夫は小鳩を注文。小さなチキンみたいな味だ。

このお2人、お義母さんが自由奔放で、そんなお義母さんをお義父さんがあたたかく見守っている感じがとても素敵なのだけど、結婚して30数年が経っても腕を組んで歩いたり、お義父さんの携帯待ち受け画面がお義母さんだったりと微笑ましい。夫が子どもの頃、リビングで2人が足を絡ませながら(?!)テレビを見ていて、そんな姿を見た夫が「いい光景だ」と呟つぶやいて自分の部屋へあがっていったらしい。夫が愛情深いのも、こういう家庭で育ったからなんだと改めて思う。プチ女優さんのお義母さんが最近出演したテレビ番組をDVDに焼いてもらったので、見るのが楽しみだ。

ネパールでの日々と今日のフレンチがあまりにも両極端で、同じ世界に自分が生きていると思うことが不思議であると同時に恵まれたことだと思う。その両極を生きられていることがありがたい。