でっかい鯛を釣ったぜぃ

tomokito2013-08-17

今日は朝5時前に起きて、5時半に出航。父と義兄と義弟と夫と私の5人で船釣りなのだ。朝は苦手な私だけど、朝もやの中で空が白み、あけていく姿はとても美しい。ここまで目がぱっちりあいてからだと「早起きは三文の得だ」とか言える。

1年ぶりの船釣り。初めての鯛釣り。1人また1人と釣っていく中で私だけ全く釣れず、ややふてくされそうになっていたのだけど、最後の方に2-3匹釣れて一安心。さらに最後に釣ったのはみんなの中で最も大きい鯛で、引きも強く、これぞ鯛という感じがたまらなく良かった。

釣りって楽しい。自分と魚の間を取り持つ釣り竿をぐっと握り、竿伝いに伝わってくる魚のあんばいにじっと耳を傾ける。音が聞こえるわけじゃないのに、両者を繋ぐ唯一の道具を頼りに手のひらの感覚が研ぎ澄まされていく感じが耳を澄ます感じと似ていて、無意識に耳を傾けてしまうのだ。糸1本と重りを頼りに海底の起伏を感じるのも海との対話のよう。父が20年来通っているこの島の漁師さんは、各ポイントの海底の起伏がどのようになっているか、おおよその海底までの距離はどれくらいかなどを教えてくれるので私達初心者にも分かりやすかったけど、教えてもらうだけでなく、自分で魚の習性や釣りのテクニックなどを勉強してみたいと思った。

結局朝5時半から13時半まで7時間程船に乗り、陸にあがっても景色がなんとなくゆーらゆーらしている。そこからまた船に乗って松山に帰ったのだけど、海の上にいるのがデフォルトな1日となった。

4時間バスに乗って、神戸着は23時。夫は明朝から仕事で福岡に行くというハードスケジュールで、体を壊しませんように。