続けるということ

最近職場に中学生の職場体験がよく来る。先週1週間来ていた中学生は、小学1年生のときに北海道でマガンが一斉に沼から飛び立つのを見て、何かが自然の力によって変えられたという。それ以来色んな種類の鳥を見たいと思うようになり、毎朝日の出と共に起きて母親と一緒に中2になる今もバードウォッチングを続けていると聞いて、いやはやそんな中学生がいるのだと感心した。

感じた気持ちを行動に移すところもすごいし、それを6年間も続けている継続力もすごい。それに寄り添い続けるお母さんもまたすごい。さらには、釣り糸に絡まっている鳥を助けた経験から釣り糸拾いを始め、今も海岸で釣り糸を拾う活動を続けているという。

日本の先行きは暗いと思うこともあるけど、こんな風に思いを積み重ねて行動に移している中学生に会うと、この国はがんばって前に進んでいけそうだと嬉しい気持ちになる。