お父さん、お疲れさまでした。

tomokito2013-06-02

日曜日だけど早起きして甥っ子のピアノの発表会へ。演奏自体は2分くらいで終わってしまったけど、小さな体いっぱいに緊張しながら一生懸命記憶をたどりつつ鍵盤に向かっている彼はとてつもなくかわいかった。伯母バカですけどなにか?

早いお昼ごはんに芦屋でラーメンを食べて、夜は中華で父の退職祝いの会。小さいときに見た父の仕事姿は、私が知っている父の姿ではなく人の命を預かる者としての真摯な姿で、小さいながらに感銘を受けた感触を今でも覚えている。驚いてそして誇りに思った。家族にはつっけんどんだったり、ぶっきらぼうだったりするけど、仕事のときは子どもと親の両方の目線に立つ優しい先生なんだと思った。最後は中学生がおこづかいで花束を買ってきてくれたり、生活保護を受けている方からお礼のプレゼントがあったり、子ども達からのお礼の手紙があったり、36年分のあたたかい気持ちが詰まっていた。

父には、今まで学校や習い事や食べるものや旅行や全てにおいて私達の好きなことを好きなタイミングで自由にさせてくれる人生をありがとうという気持ちとお疲れさまという気持ちでいっぱい。まずはゆっくり体を休めて、それから好きなことを目一杯しながら老後を楽しんでください。