癒されたい人はイアへ行ってください！
朝起きたら、今日は晴れだった。やほほーい。嬉しくて早速ベランダで朝ごはん。こんな景色を右に左に見ながらごはんが食べられるなんて、これだけでもここに来た価値があるってもんだ。
気持ちのいい天気なので、絵に描いたような白と青の家々の間を通りながらフィラの町まで1時間半くらいかけてお散歩。全部がウソのような本当の景色だ。町に行くと、ちょうど島の南側に向かう島内バスが出発する時間だったので、計画も立てないままそのバスに飛び乗り、ガイドブックに載っていた「レッドビーチ」と聞こえたところで降りて、その辺りをお散歩。通常のビーチは白というイメージだけど、ここは岩がエンジ色でエスニックな感じなのでレッドビーチ。冬なのでほとんど人がおらず、砂浜でジャンプしたり本を読んだりゴロゴロしながら、ステキな景色を2人占めできた。
バスで町に戻ったのはいいんだけど、まだ祝日のタイムスケジュールで運行しているらしく、宿までのバスが既に終わってしまっていた、、、ので13ユーロを奮発してタクシーで宿に行き、荷物をピックアップして、今度は島の北端にあるイアの町へ。ここは夕日がきれいなロマンチックな町として有名なので、最後の1泊はここの洞窟ホテルに泊まる。太陽が沈むまでの間、ホテルのベランダから見える景色をスケッチしてみたんだけど、私が描いたスケッチはお絵かき＆抽象的で、夫が描いたスケッチは風景画っぽい。同じ景色を見ても捉え方や表現の仕方が違って面白い。結婚してないとこんな風に絵を描く楽しみは発見できていなかっただろうから、これも結婚して良かったことの1つかな。
のんびりベランダで過ごしつつ、太陽が沈みゆく1つ1つの瞬間をじっくりと楽しんでから、イアの町をお散歩。ここの町はスゴイ、ほんとスゴイ。何がスゴイってとにかく夕暮れ後の景色がステキすぎるってこと。路地と夕暮れと白い壁と青い屋根とが相まって、もうなんとも言えないステキな景色を作りだしている。癒されたい人は、イアに行ってください。
