ジャズピアニスト、ミシェル・ペトルチア−二

10月は週末の仕事が多かったので、平日に1日休みをとってのんびり。

お昼は三宮でカレーを食べて、その後西の相棒と映画「情熱のピアニズム」。これはジャズピアニスト、ミッシェル・ペトルチアーニの37年という短い人生を追ったドキュメンタリー。ペトルチアーニはジャズを歌う友達から勧められてCDを借りたことがあるんだけど、1つ1つの音がとても力強くてクリアだったのが印象的だった。

でもペトルチアーニは音から想像していたようなジ容姿じゃなかった。彼は先天的に骨がもろい骨形成不全症で、身長は1メートル。ピアノまではいつも人に抱っこされて運ばれ、ペダルには足が届かないから特注の装置をつけて踏んでいた。指の骨も軽くてもろい。なのに、なのになんだろう。あのクリアで力強い音は。自由奔放で好奇心旺盛、女好き、人なつっこくエネルギッシュな人となりがあの力強くて繊細で、柔らかくてロマンチックで、透明感のある深い音を生み出すのか。

映画を見終わった今、彼の音楽をもっと浴びるように聴きたい衝動に駆られている。

http://www.youtube.com/watch?v=6PyYcnXQZJY&feature=related:MOVIE