亡き祖母が入っていたグループホームの

tomokito2012-11-06

昨日サンチカのヘアアクセサリーやさんでかんざしを物色していたら、隣にいたお客さんに声をかけられた。「○○さんちの娘さんですよね?」全然どなたか分からなかったので、「はい・・・」と答えつつ記憶データベースをものすごい勢いで検索していたら向こうから「うみのほしです」と。小中高時代の先輩?と思い「学年は、、、」と聞くと、「学年とかはないです」と。

数秒?マークが頭を占拠していたのだけど、はっと気がついた。祖母が最後に入っていたグループホームで働いておられたスタッフの方だ。祖母が亡くなってからもう2年半が経つのに、私のことを覚えていてくれるとはありがたい。そして嬉しい。ホンジュラスからほとんど毎週グループホームに電話をしていたので、その珍しい国名で印象に残っているのだとは思うけど、顔まで覚えてくれていたらしい。印象的だったのは髪型かもしれないけど。

祖母は家族葬で送り出したのだけど、お通夜にグループホームのスタッフの方々が次々とやって来て、手をあわせ、そして祖母の遺影の前で涙を流してくれた。家族以外の人が祖母の死に涙してくれるということがとても嬉しく心に響いたことを、昨日久しぶりに思い出した。