防災という横軸を

スリランカから来ているプロジェクト関係者と一緒に神戸の高校へ。ここは、阪神淡路大震災後にできた防災専門コースがある高校なんだけど、今日は高校3年生の生徒達が1人また1人と前に立って、自分がこのコースを志望した理由と将来の夢を語った。人前で自分の思いやモチベーションとなるものについて語ることを恥ずかしがらず、凛として真っ直ぐな子達が多いように感じた。

その中で、私もいつもお世話になっているコースの先生が「僕たちは防災のプロを育てようとしているわけではない。だから、防災関係の職業につかなくてもいいと思ってる。でも彼らには、自分がなりたい職業の横軸にどうやって防災を取り入れていくかを考えてほしいと思っている。」と言っていたのがとても印象的だった。

単に先生になりたいと言うだけでなくて、「子ども達の安全について考えられる先生になりたい」とかさ、ステキだよ。