モンゴル6日目

tomokito2012-07-27

今日はツーリストゲルを発つ日。最初は同じところに5泊するなら、途中から別の草原に行くのがいいと思ったけど、360度草原だから行くところはいくらでもあってかなり楽しめたし、落ち着いてのんびりできて良かった。5泊もすると居心地も良くなって、ゲルの中はちょっとした家状態。さらに、ほとんどずっと一緒だった乗馬の上手な日本人夫妻や今私達が住んでいる神戸の家の隣町出身という面白い日本人老夫婦とも仲良くなって、毎朝毎晩ちょこちょこと喋るのも楽しかった。旅行客も少ないから混雑した感じも全然なく、草原をいくらでも独り占め出来る感じもグッド。楽しかった草原、バイラッラ。

本当は自分達でウランバートルの町を1日歩いて回る予定だったんだけど、仲良くなった日本人夫妻が手配した観光ツアーに便乗させてもらって、ウランバートルを一望できる丘やおいしいモンゴルバーベキューのランチや買い物や。途中で夫の調子が悪くなり、熱をはかったところ38度5分もあったので、宿でしばらく様子を見る。結局熱は下がらず、お腹の調子も悪く、最後のおいしい晩ごはんに行く元気もなく、可哀想だったのだけど、私はモンゴル在住の知り合いと晩ごはんへ。

モンゴル鍋が食べられるというオシャレなお店に連れて行ってもらったのだけど、1人は東京で働いていたときの上司の上司。私がホンジュラスにいるときに仕事でホンジュラスに来られ、私がとある会議でどうしても許せない憤りを感じて泣いてしまったことをその人に伝えながらまた堪えきれずに泣いてしまったことがあってから、恥ずかしながらも親身になって話を話せると感じた人の1人。久々に会って両手を広げてハグしてくれる上司はありがたい。私は覚えていなかったのだけど「俺が、ホンジュラスでもう1年続投できないかと聞いたら『私、ひとところにじっとしていられない女なんです』って言ったの覚えてるか?今日旦那に会ったら『こいつはひとところにじっとできない女だから気をつけろ』って言おうと思ったのに会えなくて残念だ」と言われた。私そんなこと言ったの覚えてないんですけど。

今日会ったもう1人は、私がカンボジアNGOで働いていたときに大学生のボランティアだった子。今は同じ組織で働いていて、ちょうど1週間前にモンゴルに赴任したので会えたのだ。そんな彼女も去年結婚し、6年選手として働いている。月日は流れるもんだな。同じ業界でこうして肩を並べて働けていることが嬉しい。

寝込んでいる夫を置いて晩ごはんに出かけるのは後ろめたさがあったけど、でも再会は嬉しかった。次はどこで会えるかな。