唯一無二の島

tomokito2012-05-12

11時のバスに乗って高松へ。そう、今日は余島に行くのだ。いや、余島に行くのではない。余島に帰るのだ。そう思うだけで、興奮してしまってバスの中でうまく寝られなかった。

30分ないくらいの短い乗り継ぎ時間で、ものすごい勢いで讃岐うどんをかっこんで、小豆島行き高速船に乗る。そこから2-30分歩いて思い出の銀波園へ。ここにはもうじきホームセンターが出来るらしく、既に鉄骨の骨組みが出来上がっていた。小豆島が便利になればいいと思う気持ちと、ここにはそんなもの要らないと思う気持ちが半々で複雑な気分。でも、銀波園の堤防から眺める余島は格別だ。ただいま、余島。

船で迎えに来てもらって余島に着いて30秒も経たないくらいで「今からカヌーで余島一周するから急いで!」と言われ、わけがわからんまま、とりあえずズボンを膝までまくって、ゾウリに履き替えてカヌー出航。雲一つなき青空の下、カヌーをのんびり漕ぐのはなんとも言えない幸せ感だ。さらに何年ぶりかにヨット。フィッティングも自信ないし、風もなんかうまく掴めない。でも、この海の上の緊張感がなんとも言えずここちよい。

夜は、上は72歳から下は23歳までのOBOGが20人くらい集まって、みんなでBBQ。南の浜を眺めながらビールを飲んでる自分に酔っちゃいそう。その後、浜でキャンプファイヤーをして、夜は延々と続く。周囲2kmの小さな島だけど、島のあちらこちらに思い出が詰まってるので、どこを歩いても、どこで立ち止まってもいちいち思い出を懐かしむことが出来る。こんな島、世界中探したってない。