ミスティックリバー

tomokito2012-02-08

今日は少しゆっくりする時間が取れたのでホテルの周りを歩いてみたら、10年前コスタリカに来たとき、まさに同じ場所に立って同じ風景を見たときのことが蘇ってきた。そっか、あのときここに私は立ってたんだ。

ホテルに戻って今回の出張報告書を書きながら、ちょうどケーブルテレビで「ミスティックリバー」が始まって、そのまま報告書そっちのけで映画にはまる。真相や1つ1つの言葉が大事な映画なのに、英語&スペイン語字幕で見ていたから、自分がどこまで理解できているのかが不安。エンディングもなんとなくはっきりしないまんまだったけど、それでもカメラワークやストーリーの運び方など、さすがクリントイーストウッド。どんな人生の瞬間も常に決断や事実は1つだけで、「もしあのときあれが起こらなかったら」「もしあれが私じゃなかったら」と考えることはできても、それは想像にしかすぎない。でも、その1つの出来事が人生を大きく変えてしまったりすることも事実。切ないけど、もう一度日本語で見たい。

さらに夜、佐々木常夫の「そうか、君は課長になったのか」を読んで、自分の働き方を再確認したり。出張中は、飲み歩いたり踊りに行ったりすることがほとんどないので、本が進む。