中東旅4日目

今日は大みそかってやつらしいが、外国にいると年末年始感が全然なくて、単なる1/365日であるという感じがとても強い。でも年越しそばが食べたいか食べたくないかと聞かれるととても食べたいし、除夜の鐘も聞きたい。紅白を見て年越し感を味わいたい。今年は東日本大震災が日本の色んな当たり前をグラグラと動かした歳だったけど、来年はほんの少しでも日本が明るい方向に向かいますように。そしてそれを他力本願とせず、自分もそのための力になれますように。

今日は1日ペトラ遺跡を観光。前回の夏休みの旅は私の希望でユーコン川カヌー下りをしたので、今回の旅の行き先は夫の希望を聞いて、昔から憧れていたというヨルダンになった。中でも一番見たかったのがペトラ遺跡らしく、朝から夫は興奮気味。男の人ってロマンティストだ。と言いつつ、私も入口をスキップで入る興奮の仕様。さらに、例外なくインディージョーンズの主題歌を歌いながら歩いていたら、前を歩いていたアメリカ人が一緒に歌ってくれたので、さらにテンションがあがる。この遺跡がすごいのは、入口から延々と続く高さ50ｍの絶壁を30分くらい歩いた後に突然岩の裂け目から見えるという遺跡の現れ方。気持ちが盛り上がる見せ方になっている。いや、自然が自然にそうさせているのだけど、テンションあがりまくり。入場に50ディナール（5500円）というのが法外を超えて高く、信じられないけど、でもここまで来て良かった。1日遺跡を歩き回り、最初の遺跡から延々と続く道と岩山を1時間以上歩いて到達する一番奥の神殿まで到達。達成感あり！

夕方ホテルに戻って、近くのワディ・ムサ村の地元食堂で晩ごはん。さらに1月1日の義母の誕生日を祝うべくヨルダンの甘いお菓子を3種類ほど買ってホテルに戻り、紅茶と一緒にお祝い。穏やかで幸せな年越し。