最終日

午前中、とある医科大学の中にある解剖標本センターを訪れたのだけど、見たことのない生々しい標本の数々に、やや足が止まってしまう。お医者さんってすごい。さらにそこで鍼治療やお灸の実演を見せてもらい、お灸の体験をさせてもらえることに。直接皮膚に触れるものではなく、お香のようなものを肩から2-3cmのところにあててもらうのだけど、サウナに入ったときのように体がポカポカして、肩こりが随分になったような気がした。

夜、盛大な晩餐会があり、これで今回の出張は終了。最後は中国側の来賓者や日本から来ている声優さんなどと一緒に、「時の流れに身をまかせ」を合唱。初めて出会った人たちを1つのグループにまとめるという初めての体験ではあったけど、個人としても組織としても非常に学びの多い1週間であった。

夜は同じグループの人たちほぼ全員で打ち上げ。1週間前には他人だった人たちとこんな風に本音で語り合ったり、たわいもない話で笑ったりしている。出会いって不思議なもん。