Fuji Rock2日目

tomokito2011-07-30

朝、目を覚ますと雨の音。シトシトかと思いきや、突然ザーッと降ったりして降り続けている模様。ガ、ガガーン。初日だけじゃないのかよ。とりあえず寝ぼけ眼のまんまお湯を沸かし、3分待って朝ごはんにナポリタン&かぼちゃスープ。キャンプで食べるごはんはなんでもおいしい。10:20から始まるOKAMOTO'Sに行こうと思っていたのだけど、昨日に引き続き雨に負け、最初のアクトは断念してしまう。

雨が降っていること自体は問題ないのだけど、問題は私の古いゴアテックスのカッパ。もう15年ほど前のもので、ユーコンに行く前にゴアを復活させるという薬を入れて洗濯し、少しはましになったはずだったんだけど、でも1時間も外で雨に濡れていたら、雨がしみ込んでじっとりしてくる。水をはじいてくれなくなるのだ。昨日の雨で既にしっとりじっとりしていて、カッパを着ることに気が進まない。

とは言っても11時から始まるGREEN STAGEのClammbonはもっとも見たいステージの1つなので、テンションをあげて出発。聴き初めてやっぱり納得。雨の中走って来て良かった。郁子ちゃんの声はものすごく透き通っていて、ものすごくキュートで、朝やや小雨降る中で聴くと、なんとも言えないここちになる。さらにこのステージで知ったのだけど、レイハラカミが数日前に亡くなったのだそうだ。彼のために歌った最後の曲「Folklore」が聴く人の胸を打った。

郁子ちゃんに癒された後、キャンプ場に設置されている苗場温泉へ。ここ、もともとは苗場プリンスホテルのお風呂で、それをキャンパーに500円で開放しているもの。キャンプ中に、それもテントの近くでこんな風に本物の温泉に浸かれるなんて幸せすぎる。雨が降ったってへっちゃらだい。テントでラーメン食べたり、お昼寝してくつろいでから、夕方から今回の大本命ハナレグミへ。もう、どんな言葉であの瞬間を表現しても嘘っぽくなってしまうことだろう。ただただ、そこにいて、雨のあがりかけた空の下で永積さんのステージが見れた幸せで胸がいっぱいだった。

心がお腹いっぱいの状態で、散歩がてら色んなステージでに行き音をつまみぐい。ふらっと見たステージや今まで聴いたことがなかった人でもすごく良かったりするのがフェスの醍醐味。踊ろうマチルダがとても良かった。そして、東京スカパラで踊り、Facesで締めて今日は終了。今日もステキな1日だった。Fuji Rockバンザイ!


ハナレグミ「あいのこども」

愛の愛のこども
空の上からやって来たの
探し続けた その愛に
出会うため やって来たの

愛の愛のこども
雲の裏側をさまよう
愛のない人に傷ついて
今日もまたさまよう

遠くから聞こえてくるよ
悲しい光の歌
愛の愛のこども
響き合う幸せ
お金しかない世界を
ぬりかえて 生きてゆけ

遠くから聞こえてくるよ
悲しい僕らの歌
遠くから聞こえてくるよ
悲しい光の歌