Fuji Rock3日目

tomokito2011-07-31

今朝起きると夫が言った。「夜中、キャンプサイトハナレグミが来てたみたいだよ。夜中4時頃トイレに起きたら、永積さんが対談してる声とかちょっと歌ってるとかが聞こえた。」な、なぬー。なんで起こしてくれないの!だって、キャンプサイトって、テントが数十張り並んでるだけのところだよ。そんな間近に来ているんだったら、飛んで行って握手の1つでも求めただろう。焚き火の横に小さなステージがあって、そこで永積さんがシークレットライブを行っていたらしい。あー、なんで気づかなかったんだろう。悲しすぎる。そして悔しすぎる。もう。

朝ごはんに五目ご飯とエビピラフのレトルトとお味噌汁を食べ、コーヒー飲んで、少し気を落ち着ける。でも、そんな悔しい気持ちはすぐに忘れた。だって、今日の朝一番のアクトはなんと言ってもYour song is goodなのだ。一昨年の朝霧JAMのトリで盛り上がり、とにかく楽しかったから、今回も広く空間を取って踊りまくる。ユアソンは野外が似合う。その後も、同じく朝霧で一度聴いて良かったSHUGO TOKUMARUで和み、一旦テントに戻ってラーメンとか食べてから苗場温泉へ。のんびりしているうちに、今日は高田連を逃してしまったけど、3日間フルに聴いて回ったら体が壊れてしまうからね。1日1アクト見逃すくらいがちょうどいい、と思えるようになった私は随分成長した。

夕方からは雨もだいぶあがり、カッパも脱いでEastern youth、そして斉藤和義へ。斉藤和義は最後に「歌うたいのバラッド」を歌ってくれて、泣けた。しびれた。生歌うたいはやばい。そこからものすごい人混みのYMOをちょろっと聴いて、ビール飲んでのんびりしつつChemical Brothers、そしてくるりFuji Rockの締めくくりに聴くくるりもかなりめにやばかった。脱力してるのに伝わる。3日目の夜とは思えないテンションで締めくくり、テントを撤収し、夜中1時半に夜行バスで苗場を後にする。

Fuji Rock Festival, see you soon!

くるりは歌うよ。「僕が旅に出る理由はだいたい百個くらいあって、1つめはここじゃどうも息も詰まりそうになった。2つめは今宵の月が僕を誘っていること。3つめは車の免許取ってもいいかななんて思っていること。」