再び読む「ユーコン漂流」

tomokito2011-07-25

朝6時起きでホテルを出て、空港へ。眠い。川の上で食べきれなかったチーズとハムとベーグルをかじるも、夫は毎日食べ続けていたベーグルにすっかり飽きてしまい、要らないと。確かに買ってから1週間がすぎたベーグルは食欲をそそる対象ではないかもしれない。ホワイトホースからバンクーバーに向かう飛行機からユーコン川が見えた。上から見ると緑色で、蛇のようにどこまでもグネグネと蛇行している。あの川を320kmも下ったのか。感慨深い。

バンクーバーから成田への飛行機で、野田知佑ユーコン漂流」を読む。私がユーコンに憧れるきっかけになった本だ。自分でユーコンを下った後で読み直し、なんとも言えず感慨深い気分になる。

太陽が実直に地上を照りつけ、時間はギラギラと光りながら、たゆたい、流れた。
さしあたり、ぼくの欲しいものー酒、食物、本ーはすべて手許にあり、この日、人生はほぼ完璧であるように思われた。
何という単純な人生。

ユーコン漂流 (文春文庫)

ユーコン漂流 (文春文庫)

以下、自分への覚え書きも兼ねて、今回の旅に持って行ったものをリストアップしておこうと思う。とても重宝したものが◎、あって良かったものが○、あってもいいけどなくてもいいものが△、いらなかったものが×、あったら良かったのにと思ったものが!。

◎ テント、寝袋、エアーマット、釣り竿、焚き火台、鍋、蚊取り線香、蚊よけネット、長靴、ゴアレインコート、ゴア帽子、チタンの靴下、撥水性の高い山用の服類、自転車用手袋、手ぬぐい、洋服圧縮パック、ロープ、ziplock、ペットボトル、20リットルの水タンク、サングラス、ドライバック、日焼け止め、時計、川地図、お酒、ベアースプレー
○ 塩コショウ、オレンジジュース、スニーカー、風を通さないパーカー、絞れるタオル、クーラーボックス小、ハーモニカ、絵を書くための道具類、トイレットペーパー、革手袋、テーブル、ブルーフライ、キャンプ用エコ石鹸、リップクリーム、アウトドア用防水カメラ、いざというときの乾燥米やカロリーメイト、パスタソース、お味噌汁フリーズドライ
△ 懐中電灯、tevaのゾウリ、綿の靴下や服類、フリース、タイツ、スコップ、ノコギリ、イス、ガムテープ、水着
× キッチンペーパー、牛乳、化粧品
! マヨネーズ、果物、シュラフカバー、性能のいいチャッカマン、するめなどのおつまみ