モスクワ経由のアエロフロート

tomokito2010-08-02

朝早くに新婦の実家を出発。初めて出会った人なのに、見ず知らずの私を家に泊めてくれ、あったかい気持ちをくれ、最後は朝ごはんを持たせてくれ、やっぱり人間の根本はみんな同じなんだと、そんな原点を思い出させてくれた人たちだった。ありがとう。タック!

帰路はパリ経由ではなくモスクワ経由。さらに、今回もまた飛行機の時間を間違えかけて、飛行場をものすごい勢いで走りまくる。フー、間に合って良かった。モスクワで6時間くらいの待ち時間があったので、モスクワの町に出ようと思ったら、ビザがないと出れないと。そりゃ、そうだよね。旧ソビエト連邦だもんね。昨今のロシアの加速ぶりに、そんなことも忘れてた。でもアエロフロートのカウンターには「If we are not smiling, we are working hard to make you smile」と書かれていた。ハ、ハハハ、、、マインドはまだまだ旧ソ連邦なのかもしれない。

さて、本でも読んでのんびり過ごすかなと思っていたところに、同じ飛行機でモスクワに着いたスウェーデン人と仲良くなり、結局その人と一緒にロシア料理を食べ、なぜかモスクワでスウェーデン人のウォッカを買い、日本やスウェーデンのあれこれについて色々議論をして、本を読む時間などほとんどなく。このマグナムというスウェーデン人は、ひと足先に里帰りしているモンゴル人の奥さんに会いに行く途中だったんだけど、なんせ待ち時間がたんまりあるので、2人の出会いからプロポーズの言葉や彼のビジネスに至るまで、事細かに色んなことをきいて、彼の人生のおさらい。ちなみにこの人、元バレーボール選手で身長が2メートルもある。立って喋っていると首が痛くなり、途中から座って喋ったんだけど、それでも見上げ方が半端じゃない。いや、外見も中身も色んな人がいるから世の中は面白いのだ。

モスクワから東京までは9時間くらい。っていうか、アエロフロート機内食、まずすぎでしょ。