さよなら、おばあちゃん

昨晩、相棒の結婚パーティーで話すスピーチを考えながら寝てしまい、ウツラウツラしているところに、母から電話。電話を見ると朝の5時すぎ。祖母が息を引き取ったとの連絡だった。

頭が真っ白になり、それから歯も磨かず顔を洗わず友達の家を出て、ひたすら走って駅に向かい、東京駅から新幹線に乗った。席についてひと息つくと、涙がしゃくり上げるように出てきて、人目もはばからずオンオン泣いた。ずっと分かってた。いつかこんなときが来るってことを。想像したことだってある。でも、やっぱり悲しさははかりしれなかった。

到着したとき、おばあちゃんはもう冷たかった。本当にもう生きていないんだと分かる冷たさだった。でも、その最期の顔があまりにも安らかだったから、悲しさだけじゃない涙がたくさん出たような気がする。全く苦しむことなく、すっと亡くなったんだと聞いた。

おばあちゃん、私はおばあちゃんの孫で本当に幸せだったよ。たくさんのありがとうと心からの愛を天国に送ります。