奈良ロマン紀行

tomokito2010-04-04

朝ゴロゴロしながら相棒と日曜の朝番組を見たりする。なんか、東京にいるときみたいだ。

朝一でドボンと温泉に浸かって、古びた駅前の喫茶店で昔ながらのモーニングを食べてから、散歩がてら橿原神宮へ。神宮って、だだっ広さと凝縮のバランスが絶妙だと思う。どこまでも敷き詰められた砂利の空間と広すぎない境内のバランスがちょうどいいっていうのかな。橿原神宮を後にして飛鳥に向かい、レンタサイクルで高松塚古墳石舞台古墳飛鳥寺聖徳太子の生誕地を訪ねたりして、日本の古都に思いを馳せる。ここで我が国が栄えていたんだと思うだけで、なんともいえない荘厳でロマンチックな気持ちになる。古墳の中で見つかったという壁画に星空や星座が描かれていたことにものすごくロマンを感じた。

夕方吉野に移動し、東京時代の同僚たちと合流。今日集まった仲間たちは、それぞれ最近ニジェール、フィジーパキスタンホンジュラスから帰ってきた東京時代の職場の仲間で、みんな2-3年日本を離れていたので、とにかく浴びるように桜が見たかったことから今回の企画が実現した。今回の宿は、満開の桜並木の真ん中にあって、かつ吹き抜けの暖炉付きログ調リビングルームから枝垂れ桜が見えるという贅沢さ。なのに、久々に会った嬉しさからすぐに宴会が始まり、桜は後回し。とほほ。でも、夜はその辺りの桜がライトアップされ、ものすごく幻想的で、鳥肌さえおぼえた。日本人で良かった。

友達がこのブログにちなんで「晴耕雨読」の焼酎を買ってきてくれて、さらにみんなで相棒の入籍祝いのシャンパンをあけ、お祝いケーキを食べ、ビールを飲み、エロトークとか。夜な夜な遊んだ東京時代の再来って感じでしょうか。朝方まで笑って語って、お腹が痛い。