グラン・トリノ

お正月に借りたDVDがまだ残っていたので、24時を回った頃から「グラン・トリノ」。この映画は、母がすごく良かったと言っていたのでホンジュラス上映最終日に見に行ったのに、機械の故障で見れずじまいでずっと見たかった映画。結論、すごく良かった。最近見た映画の中でダントツに好き。

最後の方は、涙が頬を伝い、首を伝い、胸を伝い、おへそを越えた。胸の奥の方から感情が次から次へとこみ上げてきて、苦しかった。でもいつものクリント・イーストウッドらしく、苦しく悲しいだけじゃない、優しい涙がこぼれるわけがある。彼のこの独特の世界観というか価値観というか生きる姿勢というか、そこが好き。

私のクリント・イーストウッド五つ星リスト「パーフェクト・ワールド」、「チェンジリング」、「ミリオンダラー・ベイビー」に「グラン・トリノ」が加わりました。