エンジェルフォールへ

tomokito2009-10-20

朝5時起きでエンジェルフォールへ向かう。雨はなんとかあがり、山を登るごとに雲が晴れて、体がポカポカしてくる。彼はもうすぐそこにいる。

たどり着いた場所は、エンジェルフォールが真正面に見える岩の上。イグアスの滝のような豪快さはないけれど、世界一という1km近い落差は圧巻で、勢いよく落ちてくる滝が途中からスローモーションのようになり、下のほうでは滝がミストとなり空中に消えていく。あまりの落差で、滝が徐々に空中に溶けていくのだ。この落差ゆえ、エンジェルフォールの下には滝壺がなく、岩があって川がちょろちょろと流れているだけ。自然の不思議さにみとれた。つのっていた期待を裏切らない自然美だった。

昨日はなんやかんや遅くまでガイドのJesusと話をし寝不足だったせいか、ボートの上でもセスナの中でもウトウト寝ちゃう。でも行きに存分堪能したからいいかな。シウダード・ボリバルの宿に戻り、再びロシア人達とハンモックでゴロゴロし、出会ったフィンランド人達と合計5人でバス停へ。ドイツのフランクフルトからベネズエラに直行便が出ているので、東欧からの旅人が多いんだって。なるほど。今晩も冷蔵庫のように冷える夜行バスで就寝。寒すぎて関節が痛い。