病気のときにはおうどん

勤務先の省庁の建物が元大統領支持派によって占拠され、職場に入れない。家にいると仕事のモチベーションもあんまりあがらないので、とりあえず休暇中にたまった3週間の新聞を読む。すごい量だ。

新聞を読みながら、久々に料理もした。仲良しの友達がデング熱で先週から寝込んでいるので、白菜のお漬物、野菜スープ、なすの揚げびだし、果物とスポーツドリンクを差し入れして、さらに友達んちでワカメ、卵、ネギ入りうどんを作る。アメリカ人が病気のときっておうどんなんか食べないだろうけど、喜んで完食してくれてほっとする。

そう言えば、グアテマラで熱を出したとき、グアテマラの家族が「トモコ、スープでも飲みなさい」と言って、インスタントラーメンを作って持ってきてくれたことを思い出した。優しさを断りきれなくて食べたけど、病気のときに何を食べるかって文化によってすごく違う。