旅人に髪を切ってもらうことに

tomokito2009-06-30

今日は1日チリとの国境近くにある湖を船で巡るツアーに参加。天気がいいと雪山に青い湖が映え、風光明媚な観光名所らしいんだけど、今日は1日曇っていた上に途中で小雨が降ってきて、がっかり。また戻って来いってことかな。でも国境フェチの私は、船で国境まで行って、目に見えない国と国の境を感じて、旅している気分に浸かれて良かった。

ホステルに戻ってジャグジーを借りて、冷えた体をあっためる。iPodを聞きながら、ジャグジーで本を読んで心も体もいい具合にのびる。

夜はアニメ好きなウルグアイ人と知り合い、ウルグアイのお酒を飲みながら話をしていたら、なんとアニメの主題歌になったジュディマリの「そばかす」を全部暗記していて歌えるじゃないですか。恐るべしオタク文化。その彼女と一緒に旅しているという友達は大学で映画用のメークや傷、血を作ったりする映画美術学科に属しているということで、ティッシュと口紅、アイシャドー、ワックスを使って偽物の傷を作る術を教えてもらう。すごい、本物っぽいぞ。

さらに彼女はウルグアイで美容師をしていて、常に商売道具であるハサミを持ち歩いてるというので、私の痛みまくった髪を切ってもらうことに。長さはそのままにして痛んだところだけを切ってもらう予定が、お酒も手伝って、切り終わった後には予想以上の髪の毛が床に散らばっていた。チリトリ1回では捨て切れない程。さらにいつの間にかものすごくレイヤーが入ってる。でも、軽くなったし、ただだし、楽しかったし、いっか。さっぱりした。

夜はこれから踊りに行くというブラジル人とワインを飲んで、コテンと寝る。