FUJI ROCK3日日

tomokito2008-07-27

FUJI ROCKのテントサイトは苗場スキー場の斜面にあるため、なんとなく斜めだ。起きたら、全体的に体が下の方にずり落ちてる感じで目が覚める。今日はゆっくり起きて、だらだらご飯とか食べているうちに正午に。こういうのんびりさもフル参加の特典だ。

今日は友達と別行動をして、私は邦楽ステージをメインに回る。3日目は特に期待していたわけではなかったのだけど、結果的には大ヒット。キセルはあのほのぼの感がたまらなくて2度もステージを見てしまったし、友部正人はやっぱり何かを達観している歌声だ。さらに中川敬率いるソウル・フラワー・アコースティックにしびれ、期待を裏切らないSOIL PIMPに体をゆだね、大トリのPRIMAL SCREAMで最後の大興奮。3日間のつけか、最後には膝や太股が激しく痛み、飛び跳ねたいのに飛び跳ねられないジレンマに。

今日は夕方からは雨が降り始め、数十分後には痛いくらいの激しい雨だったのだけれど、雨が染みていくレインコートとは裏腹にアドレナリンは高揚する一方。大雨の中、中川さんに「満月の夕」なんて歌われた日にゃあね、気分が高揚しないはずはない。大雨の中踊りまくることの気持ちよさを知りました。

FUJI ROCK後遺症が残りそうな気持ちを引きずって、夜中発のFUJI ROCK専用トレインで帰途へつく。あまりに楽しかったのでしばらくはもぬけの殻になりそうだ。音楽とビールとキャンプと自然とおいしいごはんと昼寝と温泉と友達と。ここには私の好きなものがほとんど全部詰まってた。