無数の小さな幸せ

今日は朝から藤野くんのお墓参り。出発するときはいつもここで「行ってきます」と手を合わせてから旅立つ。そう決まっている。不安に思っていることや家族のこと、お墓の前で手を合わせて色んな報告をしていたら、この9年間私だけが変わり続けていることが悔しくて、涙がじょばっと出た。

夜は中高時代の友達たちが焼肉送別会を開いてくれる。焼肉という概念を取っ払ったフルコースにご満悦。牛一頭の全ての部位を食べた気分だ。さらに酔虎伝で飲み食いし、しばらく動けない程満腹に。お餞別のプレゼントもすごく嬉しかった。ありがとう。色んな人たちに見送られ、励ましの言葉をかけてもらって、じーんとくる。小雨降る中、雨宿りをしつつ、千鳥足で帰宅。

幸せってすごく小さなことの積み重ねなんだと思う。阪神が8連敗の末に1勝したり、職場の同僚達からのメッセージカードが送られてきたり、声を聴きたかった人から電話がかかってきたり、おばあちゃんが笑ったり、甥っ子が階段をのぼれるようになったり、久しぶりに友達に会えて嬉しかったり、日々の小さな幸せが積み重なって、すごく満たされた穏やかな幸せを感じる。

1つの大きな幸せより無数の小さな幸せが幸せだ。