フィジー8

tomokito2007-09-01

いつもなら携帯の画面で「新しい月の始まりかー」なんて思うことが多いんだけど、携帯もないし、日にちを考えることもないので、日記を書くまで今日が9月だってことに気が付かなかった。9月1日。ホンジュラス出発までちょうど後1ヶ月。

ここの朝ごはんは7時から8時。土曜の7時と言えば、六本木から帰宅して眠りにつく時間じゃないですか。でも日射しが容赦なく差し込んでくるのでおちおち寝てもいられない。とりあえず水着に着替え、洗濯を済まし、浜辺のハンモックで森見登美彦。いやー、面白かった。爽快だった。物語そのものというより、著者の文章の綴り方と巧みな言い回し、たまにみせる読者との繋がり、気に入りました。失恋をしたときの気持ちを思い出す。想い出にふけって泣き、妄想でへら笑う。妄想と想像の世界にすがっていたい気持ちがすごくよく分かる。

昼過ぎからはブルースハープ。民生やブーム、おざけんとか。レとファの音が出なくて、ややイライラするけど、でも音を奏でるってそれだけで気持ちいい。世の中の全てを表したいという欲が止まらなくなる。さらに職場で隣に座ってる同僚が家でつけたという梅酒を入れたペットボトルを開けて、真っ昼間からグビグビ酔っ払っい。西欧人は日焼けで真っ赤、私はお酒で真っ赤。イェーイ。

夕方からは裏にそびえる山と岩に昇る。1時間ちょっとかけて頂上まで行きそこから夕日を眺める。辺りをじりじり赤く染めていく太陽はステキだった。山登りだっていうのに、イタリア人は上半身裸だったり、ビキニだったり、パレオだったり、服装にもお国柄が出るってもんですな。私は日本人ですから、Tシャツ、長ズボン、スニーカー。いくら1時間といっても、これが山登りの格好です。ゾウリで登っちゃダメ。

夜は再びフィジーダンスや火の踊りを堪能し、年の差23歳というドイツ人カップルや何故か兄弟の妻と2人で来ているニュージーランド人とビールを飲み、今日も電気が切れる頃に就寝。健康的な日々。