辺野古の座り込み

tomokito2006-11-25

早起きして土の宿を後にする。ここはまた来るだろうとなんとなく確信のある宿。色んな気持ちを思い出させてくれてありがとう。

本島に戻り辺野古(へのこ)へ。ここは海上基地建設の反対を訴えて座り込みをしているところ。テントの入り口に「海上基地建設阻止開始より8年(2639日)の命を守る会の斗いと座り込み945日」の看板。テントにいらっしゃる方にこれまでの経緯や活動、知事選のお話を伺う。その方が言う。「基地の問題を沖縄の問題でなく、日本の問題にすることの難しさを感じている」と。友達が言う。「7世代先のことを考えるというネイティブアメリカンのように、将来の子供達のためにどうあるべきかという長いスパンで物事を考えたい。これを当たり前と諦めてしまうのではなくて、学校の上を軍用機が飛んでいるこの生活がおかしいことが分かる子供を育てなきゃいけない」と。

日本は戦争を放棄した国のはずだ。それなのに、国民の税金で米軍の基地が作られていく。言っていることとやっていることの矛盾。そんな国で子供が育っていくことで、国や世の中や社会に対して矛盾が当たり前だと思う子供に育っていきはしないだろうか。基地に反対するか賛成するかは1人1人が決めることだと思う。だけど、この社会の中でその判断が出来る子供が育っていくのか心配だ。

那覇に戻る前に協力隊先輩隊員の家へお邪魔。帰国以来会っていなかったけど、全然変わっていなかった。変わったことと言えば、べっぴんさんと結婚したこと、2児のパパになったこと、海の見える素敵なマイホームを建てたこと、地元の子供達を対象としたNPOを立ち上げたことくらいかな。3歳になる息子がエイサーを踊ってくれたのだけどこれがたまらなくかわいい。すごく真剣な目線ときびきびした動きで重たい太鼓を振り回す。かっこいい。惚れました。

国際通りで何故かインド製マントを買ったり、きのこお勧めのHUBBOXで買い物したり、マッサージ屋さんに行ったり、沖縄料理食べたり、DIAMANTESのライブで踊ったり、友達の友達たちと飲んだり、とにかく盛りだくさんの1日だった。3時頃帰宅して、友達にハガキを書いて就寝。

人生って楽しい。