恒例の映画デート

帰省時に恒例となりつつあるおばあちゃんとの映画デート。本当はフラガールを見せてあげたかったんだけど、私が先に見ちゃったので今日は「涙そうそう」。あんまり期待しないで行ったせいか、案外心に響いてほろっとしてしまう。映画が15分くらいしたところでおばあちゃんはすぅーっと眠りに落ちてしまったのだけど、途中から復活して笑ったり泣いたりしていたのでほっとした。映画の中で沖縄のおばあが言う。「長い命も短い命もあるねぇ」。おばあちゃん、命には色んな長さがあるよ。「もうそろそろ」とか「100まで生きたら恥ずかしい」とか「お迎えが来てる」とか、そんなん言うのはなしにしようねぇ。

家に帰って超特急で荷物をつめる。いつも神戸から東京に戻るときは、父がデパートで買い込んでくれる食材や母が作ってくれる煮物やその他たくさん持たせてくれる果物や野菜やいっぱいの愛情で荷物がパンパンだ。ありがたい。いつものごとく神戸で買い込んだ服や靴はスッチーバックに入りきらず、入らない荷物を紙袋につめて家を出る。

お見送りに来てくれた友達と空港で上島珈琲をすすりながら、しばらくいることになった日本滞在を利用してどんな楽しいことをしようか色々考えてみたり。沖縄でも北海道でも何回でも行きまっせ。プレゼントにもらったGAPエイズ撲滅キャンペーンのピンを帽子につけてゲートをくぐる。誰かに見送ってもらうのってなんかほろりとくるね。

東京が神戸より寒いと感じるのは神戸が恋しいからなのかな。