花が美しいかどうかは子供が決める

ここ数日間、NHKで立て続けに教育に関するドキュメンタリーや夜回り先生の講演会などの番組をやっている。引き込まれる。杉並区立和田中、民間出身の校長先生が言っていた言葉が印象的だった。「最近の先生は価値感を押しつけすぎる。」子供から「考える」「感じる」といった行為を奪ってはいけない、と。昔、建助さんも言っていた。「花が美しいかどうかは子供が決める。」

人はともすれば自分が感じていることを他の人も感じていると思いこんでしまう。私が美しいと思う花はみんなが美しいと思うだろうと思いこんでしまう。「この花、きれいだね」と言うことは簡単だ。だけど、そうじゃなくて、それをあえて言わないでいられる大人でいたい。