公民館シンポジウム

公民館に関するシンポジウムを聞きに松本へ。長野県というところは県内に2000近くの公民館があり、その数は全国でもダントツの第1位。人口10万人あたり90の公民館があると言われているが、人口10万人あたりの公民館全国平均が14であることを考えると、その数がいかにすごいかが分かる。今回のシンポジウムは、長野県の公民館をいかに活性化させ、外に発信していくかがテーマだった。

この長野県の成功要因を分析して途上国でのプロジェクトにどう活かせるか考えたいと思う反面、高齢化社会への対応や地域活性化を主眼においた日本の公民館を、生きていくために必要な教育を求めている途上国にどのようにあてはめて考えられるか、明確な答えは見つからない。一緒に参加した職場の人たちと議論をしながら旅館へ戻る。でも活発に発言する公民館の館長さんや行政の方々の取り組み、姿勢にかなり感銘を受けた。松本は元気な町だ。

夜は、関係者及びシンポジウムに関わった学生さんたちと飲み、宿に戻って一緒に来た仲間達と宗教について語る。勉強も出来て、温泉にも入れて、おいしいものも食べれて、なんか一挙にお得です。