樋屋奇応丸、画びょう、ぜんざい、バンドエイド、丸餅、あほ

一昨日、「お新香」の解釈が関西と関東で違ってるという話を書いたけど、この間読んだ新聞に似たような記事が載っていた。

例えば赤ちゃんの夜泣き薬。関西では「樋屋奇応丸(ひやきおうがん)」だけど東の方では「宇津救命丸」と言うんだそうだ。びっくり。「ひやひや、ひやのひやきおーがん」は関東ではどんな歌になるんだろう。他には「画びょう」と「押しピン」。「お汁粉」と「ぜんざい」など。それから、ばんそうこうは地域によって特色があって、九州では「リバテープ」四国、中国、東北地方では主に「カットバン」、関東、関西では「バンドエイド」、その他地域によっては「サビオ」と呼ばれるところもあるんだって。

大学の時ゼミで、お雑煮にいれるお餅が丸餅か角餅かを調べて地域性を探るという宿題があったけど、こういう話題に触れるたびに探偵ナイトスクープのあほバカ分布図を思い出す。あれはれっきとした社会学なのだ。

ちなみに私は、樋屋奇応丸、画びょう、ぜんざい、バンドエイド、丸餅、あほ、です。