泊まりがけの研修

14日〜16日まで2泊3日の泊まりがけ研修。

「住民主体の開発とガバナンスとは?」というかなり漠然としたテーマについて、グループに分かれてひたすら討論、議論を続けるというもの。途上国ではよく「住民主体の開発をするべきだ」とか「グッドガバナンスに欠けていると良いプロジェクトが成立しない」ということが言われるのだけれど、じゃあ一体住民主体って何?ガバナンスって何なの?ということを話し合う研修だった。住民主体といっても、結局外からやって来た援助者が住民を対象としたプロジェクトを行うのだから住民主体とは言えないんじゃないか、という議論が延々と続く。

こういうワークショップってなかなか議論が進まなかったりするけれど、これくらい長い時間を割いてグループワークを行うと、グループ内で何でも言いあえる関係が築かれて、議論がどんどん面白くなり、結局2日目の夜の24:00を過ぎても議論が続く。色んな違った組織や立場の人が同じテーマについて議論をすると、様々な異なる経験や譲れない信念で意見が割れたりもするけど、それをみんなでウンウン考えながら同じ方向を目指していく過程って楽しい。真剣な時間って好きです。その後参加者でかなり遅くまで飲んで、3日目はだいぶエネルギー不足。

たまにはこういうインテンシブな時間もいい。気が付いたら3連休の1日が終わっちゃってたのはちょっと残念だけどね。