「夜と霧」

村田諒太を取り上げていたNHKスペシャルで、彼のお父さんが彼に送ったというフランクルの「夜と霧」が取り上げられていたので、読んでみようかなと夫に言ったらふふっと笑われた。

もともとこの本の存在を知らなかった私。結婚するときに結構ブックオフに本を売ったのだけど、その際夫が大好きなこの本も売ろうとしたらしい。記憶にない。

奇しくも毎日新聞余録で、この本が東日本大震災で被害にあった人達がこの本に救われたのではないか、との記事があった。「人は極限状態にあっても一筋の光を見いだし、希望をつなぐ。震災を経験した読者は、その姿に心打たれたのではないか。」と。

夫には、日本語版と英語版があるけどどっちがいい?と聞かれたから、無言で日本語版を手に取った。さて、最後まで読み切るでしょうか。